EnbioGroup

株式会社エンバイオ・ホールディングス
(東証グロース:6092)

地域バイオマス利用開発事業Biomass Utilization Development

カーボンネガティブな取り組み(エネルギーを供給、CO2も削減)

木片や家畜の排せつ物など、エネルギー源として利用できる植物・生物由来の有機物であるバイオマス資源。エンバイオ・グループは、このバイオマス資源の利用においても廃棄資源の有効活用だけでなく、プラスアルファの効果を得られる取り組みを目指しています。廃棄資源をエネルギーに変換させるだけでなく、CO2も削減してしまおうとしているのです。

トルコで計画中のバイオマス・ガス化発電事業

トルコGoynukにおいて鶏糞およびウッドチップを燃料としたバイオマス・ガス化発電事業を計画しています(発電端出力:1.9MW、送電端出力:1.6MW)。R+社(マレーシア)との合弁会社であるC&V社(マレーシア)を通じて事業を行っています(トルコのSPCに出資)。米ドルによる10年間の固定価格買い取り制度で13.3セント/kWhとなります。
また、日本で行う間伐材等由来の木質バイオマスの調達価格は、2,000kW以上で32円/kWh、2,000kW未満で40円/kWhとなり、今後の事業展開を考慮した投資となります。

鶏糞バイオマス・ガス化発電がCO2も削減(カーボンネガティブ)

鶏糞から生成されるペレット(燃焼ガスの原料)

鶏糞に含まれる炭素は、単純に燃焼させればCO2になり大気に放出されてしまいます。また、植物は根と切り離されると腐敗し、光合成をせず、CO2を排出します。

当社の採用した鶏糞バイオマス・ガス化発電では、ガス化炉で熱分解し、可燃性ガスを取り出します。その過程で鶏糞や木片内の炭素を残留物(バイオ炭)に残します。そして、このバイオ炭を土壌に埋めることで、大気に放出されるCO2を減らします。また、副次効果として、そこで育つ農作物の実りを豊かにすることが期待されています(実証実験中)。

カーボンネガティブを実現するバイオマス・ガス化発電の仕組み
カーボンネガティブを実現するバイオマス・ガス化発電の仕組み
現地入りして視察・協同

数年前から頻繁に現地入りし、地元とコミュニケーションを続けております。発電所が位置する地域の移民局や環境局へ訪問し、当社グループで行う事業を理解していただき、歓迎をしていただきました。ペレットの製造過程に関わる関係者、工事会社、電力会社、設備メーカー等皆様の協力を得られております。

現地の事業環境を視察する当社役員と、説明する現地職員。
現地の事業環境を視察する当社役員と、説明する現地職員。
当社役員と現地職員が、手続きのためトルコの管轄機関を訪れたところ。
当社役員と現地職員が、手続きのためトルコの管轄機関を訪れたところ。

地域雇用を創出

カーボンネガティブへの貢献だけでなく、計画や発電所建設から運用・管理等、サプライチェーンを構成するさまざまな面で新たな雇用が創出されていきます。
バイオマス発電所も都市型ではなく地域開発が多くを占めるため、その土地のコミュニティーの活性化、そして経済発展も期待でき、地域に根差したバイオマスを使うことによって、より持続性のある開発にも繋がっています。

国内のバイオマス発電所にも出資

バイオマスパワーテクノロジーズ 松阪木質バイオマス発電所
バイオマスパワーテクノロジーズ
松阪木質バイオマス発電所

松阪木質バイオマス発電所は、地域森林資源を利用した小規模分散型木質バイオマス発電設備で、2018年1月に稼働を開始しました。三重県を中心に大量に発生する歩留り材(バーク)を活用して発電利用に回すという、国内で初めて本格的に計画された歩留り材利用のビジネスモデルを実現しています。電力の地産地消への寄与、地域の森林整備や雇用創出など、地域創生につながる効果も期待されています。
https://www.bpt.co.jp/

カーボンニュートラル/カーボンネガティブとは

カーボンニュートラルとは、CO2の排出量と吸収量の総和をゼロにすることです。排出量を減らし、吸収・除去することによって「ニュートラル=中立にすること」を目指します。
カーボンネガティブとは、排出されるCO2排出量よりも吸収量の方が多い状態を目指す、という取り組みです。日本ではまだ耳慣れない言葉ですが、排出量と吸収量の総和をプラスマイナスゼロにするだけでなく、さらに一歩先を行く概念として注目され、実際の取り組みも進んでいます。