株式会社エンバイオ・ホールディングス
(東証スタンダード:6092)
Alamport Renewables Pte. Ltd.の投資先にJパワーからの出資が決定いたしました
2024/11/13
自然エネルギー事業
当社100%子会社の太陽光パーク2合同会社を通じて49%出資し、アラムポート株式会社(東京都千代田区、代表取締役/小谷文人、以下「アラムポート」という。)と共同経営をしているAlamport Renewables Pte. Ltd.( シンガポール、代表/小谷文人、以下「AR社」という。)の投資先であるPT Mulya Energi Lestari社(以下、「MEL社」という。)の第三者割当増資について、電源開発株式会社(以下、「Jパワー」という。)が引き受けることが決定いたしましたので、お知らせいたします。なお、今回の引き受けを含むJパワーの傘下の持株会社を通じてのMEL社への出資比率は28.375%となります。
MEL社は2016年にインドネシアに設立された水力発電の開発・建設・運営を行う事業会社です。スマトラ島を中心に現時点で6案件(運転開始済1件、建設中1件、開発中4件、MEL社持分出力:52.5MW)を保有しております。
(画像提供:MEL社)
AR社はこれまでMEL社に対して、出資やローン等の資金的な支援及び、MEL社の戦略的パートナー企業の招聘実現や官公庁設備補助事業の獲得支援、繋ぎ融資の調達支援等、MEL社のこれまでの成長を創業間もない頃から多面的且つ継続的に支援してきました。この度Jパワーからの出資が決まり、大きな資金獲得が実現したことで、AR社のMEL社への投資価値が引き上げられることとなり、今後のMEL社の成長加速が期待されます。
インドネシアでは、現状再生可能エネルギーによる電力供給は2023年時点にて未だ約 13%であり、インドネシア政府として、2025年までに再生可能エネルギー比率を23%以上、2060年にはカーボンニュートラルの実現を表明しております。実現に向けて、2021年~2030年にかけて再生可能エネルギーの導入想定量として、合計約21GWとしており、その中で小水力発電も含めた水力発電全体は約10GWと凡そ半分を占めております。そのことからも、インドネシア政府における水力発電への期待は大きく、今後も当社はAR社を通じてインドネシアの水力発電事業の推進に積極的に寄与していきたいと考えております。
【PT Mulya Energi Lestari(MEL)社概要】
設立日 2016年8月
本社 Jakarta, Indonesia
株主 Silver Moon Investment PTE. LTD.
PT Sudi Mulya Lestari
Orange Capital PTE. LTD.
Alamport Renewables PTE. LTD.
株式会社アイル・インドネシア(Jパワー持株会社)
事業内容 水力発電の開発・建設・運営
【Alamport Renewables Pte. Ltd.概要】
設立日 2022年3月1日
住所 160 ROBINSON ROAD #14-04 SINGAPORE, 068914
資本金 USD1,000,000
株主 アラムポート株式会社 51%
太陽光パーク2合同会社 49%(当社100%子会社)
【アラムポート株式会社について】
2015年3月設立。アラムポートは、「インドネシアにおける再生可能エネルギーのリーディングハブとなる」ことをミッションに掲げ、インドネシアを中心に現地ニーズに寄り添った再生可能エネルギー事業推進を行い、水力発電、太陽光発電、バイオマス発電事業等の事業開発・投資、コンサル・アドバイザリー事業を実施している。
本社 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館6階 GOODOFFICE有楽町
代表取締役 小谷文人
WEBサイト https://alamport.net/
当社グループでは、「環境問題の解決と健やかな環境づくりを推進し、持続可能な社会の構築に貢献する」をビジョンとして掲げており、本取り組みを通じて、当社が解決すべき重要課題(マテリアリティ)の一つとして掲げる「脱炭素社会の実現」に貢献してまいります。