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株式会社エンバイオ・ホールディングス
(東証スタンダード:6092)

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カインズ浜松市野店の屋根上ソーラーパネル及びソーラーカーポート電力供給開始のお知らせ

2025/05/20
インフォメーション自然エネルギー事業

当社としろくま電力株式会社(東京都港区、代表取締役 谷本 貫造、以下、しろくま電力)が出資するMaF合同会社(東京都千代田区、代表社員 エンバイオHD、以下、MaF)は、株式会社カインズ(埼玉県本庄市、代表取締役社長CEO 高家 正行、以下、カインズ)が運営するカインズ浜松市野店(静岡県浜松市)に屋根上ソーラーパネルとソーラーカーポートを設置し、5月1日よりPPA(*1)による運用を開始しましたのでお知らせいたします。


「カインズ浜松市野店」設置されたソーラーパネル及びソーラーカーポート

■屋根上ソーラーパネル及びソーラーカーポート設置の概要
屋根上にソーラーパネルを、また駐車場には36台分のソーラーカーポートを設置しました。年間の想定発電量は346,994kWh(※2)で、年間約137.9トン(※3)のCO₂排出量削減を見込んでおり、電力自給率は最大で33.7%(※4)まで向上する見通しです。エネルギー情勢などの外部要因に左右されにくい安定的な自家消費電源として、電気料金の削減効果も期待されています。

■背景
カインズは創業以来、「商業を通して社会の発展に貢献する」ことを志に事業を展開しており、現在は"くみまち構想"のもと地域社会との共創を進めています。2050年までのカーボンゼロ実現に向けた目標を掲げ、まずは2025年までに、自社が保有する店舗・オフィス・倉庫などの建屋におけるカーボンゼロを目指す計画です。サプライチェーン全体への取り組みを広げるとともに、様々なステークホルダーとの協働・共創を通じて、カインズのある「まち」のカーボンゼロ化へ向けて取り組んでいます。(※5)

■しろくまカーポートについて
独自開発のカーポート架台により、最短2か月での引き渡しが可能となるなど、工期の大幅な短縮を実現しました。区画単位での施工が可能で、工事期間中も休業の必要がありません。ハイルーフ車でも軒先が視界に入らず、長尺資材の搬入時にも支障をきたさない設計となっています。日除け・雨除けとしても機能し、実際に導入された商業施設では、雨天時の集客減少が従来の30%から15%に改善された事例もあり、実用性と顧客視点を備えた設計が評価されて導入が広がっています。

※1 電力の需要家が、発電事業者に対して自社の敷地や屋根などのスペースを提供し、発電事業者は太陽光発電システム等の設備を無償で設置・運用・保守します。発電事業者は、発電した電力のうち需要家が自家消費した分を検針・請求し、需要家はその使用分に応じた電気料金を支払います。
※2 想定発電量:「JIS C8907」に基づく太陽電池の発電量計算方法を用いて算出
※3 CO2排出削減量:環境省・経済産業省公表の電気事業者別排出係数をもとに算出
※4 電力自給率:年間需要に対して太陽光発電で賄った電力量の割合
※5 カインズ「くみまち構想」より

株式会社カインズ 概要】
(1)名称    株式会社カインズ
(2)所在地   埼玉県本庄市早稲田の杜一丁目2番1号
(3)代表者   代表取締役会長 土屋 裕雅、代表取締役社長 CEO 高家 正行
(4)事業内容  ホームセンターチェーンの経営
(5)資本金   5,738億円(2025年2月末)
(6)設立年月日 1989年3月1日

しろくま電力株式会社 概要】
(1)名称    しろくま電力株式会社
(2)所在地   東京都港区芝大門2-4-6
(3)代表者   代表取締役 谷本 貫造
(4)事業内容  電力事業、系統用蓄電池事業、太陽光事業グリーン電力供給事業
(5)資本金   9,900万円
(6)設立年月日 2016年10月

【当社子会社 MaF概要】
(1)名称    MaF合同会社
(2)所在地   東京都千代田区鍛冶町2-2-2
(3)代表社員  株式会社エンバイオ・ホールディングス
(4)事業内容  コーポレートPPAを用いた再生可能エネルギー事業
(5)資本金   50万円
(6)設立年月日 2021年6月